色々な事情でアリバイ会社を利用して、それが失敗してバレる時もあります。まずバレやすいのが法人として存在してない会社で、例えば賃貸など管理会社などが審査をするときに会社情報が出ないと当然ですが審査は通りません。次にペーパーカンパニーの場合で、アリバイ会社が紹介する在籍会社にはペーパーカンパニーという登記がされていて存在していても、名前だけで実際には活動してない企業の提供もあります。これでも審査に出しても通らないのは当然と言えます。
もう一つは実在していて活動をしている会社を在籍会社として審査に出して、初回なら通る可能性もありますが大体の人はその在籍会社を使い回しをし、いつかアリバイ会社を使っていることが提出先にばれると、その在籍会社はアリバイ会社が使っていることがわかるので、それ以降その名前を使っても通ることはなくなります。すぐに否決する会社リストは各会社のネットワークを通しすぐに広まるため、一度バレると信用も落ちてきちんと申し込みたいときに困ることもあるので注意です。
ローン借り入れの申し込みにおいては、勤務先が重視されることになります。どれくらいの収入があるかに直結しますから当然ですが、種々の理由から本当の勤務先を明かしたくない人もいるでしょう。水商売など、一般に不安定とされるような仕事をしている場合は特に当てはまる人が多いようです。
このような場合、アリバイ会社を利用するのも一つの方法です。アリバイ会社は、さもその会社に勤めているかのように対応してもらうことができるからで、ローン申し込みの場合に必然的に生じる在籍確認にもしっかり応対してもらえます。普通、在籍確認の電話に本人が出ることは必須ではなく、電話に出た人の応対によって確かに本人がその会社に在籍していることさえ把握できれば十分なことが多いです。
アリバイ会社の担当者は、かかってきた在籍確認の電話に対して例えば本人は今日は外勤中ですといったように返答してもらうことができ、これでローン借り入れのための在籍確認は完了するという仕組みです。